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伊方原発に近い八幡浜市は熊本地震で震度5弱の揺れ。こわかった!! 人間はごまかせても、自然はごまかせない 地震国日本で、原発を動かせるところはどこにも無い 堀内美鈴(愛媛県松山市)

◎ 4月14日の夜、九州熊本が震度7の激震にみまわれた。四国松山でも携帯の緊急地震速報アラームがなり、家がぎしっと揺れた。震度2だったが、その二日後の午前1時25分、またアラームが鳴り、そのあとも数時間おきに何度も鳴り続けた。熊本では二度目の震度7の激しい揺れで、四国電力伊方原発がある伊方町をはじめ宇和島市、西予市、松山市では震度4、伊方町の隣の八幡浜市では震度5弱を観測した。

◎ 九州の大地震は人ごとではない。震源域は熊本から大分へと拡大している。
 それが中央構造線に沿って愛媛に向かってきたら…その先には伊方原発がある。
 中央構造線は鹿児島県から千葉県房総沖まで横断する日本最長の1000キロもある大断層だ。

◎ 先日、地震学者の島村英紀先生から、今回の熊本地震は、この中央構造線にそって並ぶ地震の「候補地」が起こした内陸直下型地震だとうかがった。
 地震は日本列島に人が住み着く前から起こってきたことだけれど、その歴史はまだよく分からないし、活断層は分かっているだけで2000、分かっていないものはその3倍以上、しかも日本中にあると考えられるそうだ。
 直下型地震はいつどこで起きるか分からないし、ましてや「ここは絶対に大丈夫」などと誰も断言できない。

◎ 伊方原発3号機は原子力規制委員会の審査に「合格」して再稼働が迫っている。
 しかし人間はごまかせても、自然はごまかせない。地震国日本には原発を動かせるところなどどこにも無いことを、私たちにはっきりと警告している。原発は二度と動かしてはいけない。

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