【記事18246】柏崎原発 建屋直下に断層21本 東電 建設前の申請書で判明 初動対応に改善余地 保安院、特別検査を終了(新潟日報2007年9月29日)
 

※以下は上記本文中から重要と思われるヶ所を抜粋し、テキスト化したものである

 東京電力柏崎刈羽原発で全七基の原子炉建屋設置場所の直下にかかる断層の数が、計二十一本に上ることが二十八日、東電が同原発建設前に国に提出した申請書などで分っかた。東電は「二十一本の断層は改定された耐震設計審査指針を踏まえても、(将来的に活動する可能性のある)活断層でないことは確認している」と説明している。
 新潟大の立石雅昭教授(地質学)は「1号機下の二本の断層は比較的新しい年代に動いたとみているので、東電と見解は異なる。これから動く断層かどうかをきちんと評価しなくてはならない」と話し、東電に詳細な調査を求めている。

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