[2012_09_12_02]原発の行方 県内で破砕帯再調査 「敦賀は副断層か」焦点 もんじゅ 美浜 大飯 連動性有無へデータ(福井新聞2012年9月12日)
 
 破砕帯の再検証が全国に広がる発端は、保安院が4月に敦賀原発で行った現地調査。敷地内を通る活断層「浦底断層」から複数の破砕帯が枝分かれするように1、2号機の直下にも延び、同行した専門家は「浦底断層に引きずられる形で動いたのではないか」と指摘。活断層である可能性が浮上した。
 原電は活動性を否定したものの、保安院は再調査を指示。地層と破砕帯の関係や、破砕帯の活動性の有無などを確認し、11月に結果を報告する予定。
 国の規定では、自ら地震を起こす主断層だけでなく、これに連なる副断層も活断層として扱い、その上に原子炉を設置することは「想定していない」としている。一方、保究院は「副断層と認められても廃炉となる法的手続きはない」ともいう。

KEY_WORD:原発直下の断層_活断層の疑い_:TSURUGA_:OOI_:MONJU_:MIHAMA_:経済産業省原子力安全・保安院:原子力規制委員会:浦底断層:副断層:バックフィット:F-6断層:東洋大の渡辺満久教授:川瀬一治敦賀市長:県の原子力安全専門委員会:中川英之委員長: