[2011_07_14_03]複合災害 県内原発の安全性は 若狭湾は活断層の巣 国評価 揺らぐ信頼性(福井新聞2011年7月14日)
 
 国の指針に基づく耐震安全性再点検で、県内原発に関して考慮すべき活断層とされたのは計21ヶ所。原発14基がある若狭湾周辺は「活断層の巣」とも形容される。(中略)
 渡辺教授は「基本的に活断層は認めない。認めざるを得ない場合は短くとらえて、評価を”値切って”きた」と事業者の姿勢や国の審査体制を批判。評価結果の信頼性に疑惑の目を向ける。
 例えば、大飯原発周辺にある海底活断層2本は、若狭町方面に延びる熊川断層と一体で評価されるべきだと指摘。浦底断層によって敦賀原発では「揺れ」ではなく「ずれ」による被害が起きるとし「土地自体が折れ曲がってしまえば、耐震設計うんぬんの話ではなくなる」と立地自体の見直しを求める。

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