[2015_11_05_03]敦賀原発2号機 規制委に審査申請 直下に活断層抱え(東京新聞2015年11月5日)
 
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敦賀原発2号機 規制委に審査申請 直下に活断層抱え

 日本原子力発電は五日、敦賀原発2号機(福井県)の再稼働を目指して原子力規制委員会に新規制基準に基づく審査を申請した。規制委の有識者調査団は敦賀2号機の原子炉直下の破砕帯に活動性があると認定している。規制委への審査申請は十六原発二十六基となるが、重要施設直下に「活断層」があると明確に指摘された原発の申請は初めて。
 原電は審査で新証拠を出すなどしてこれを覆す必要があり、再稼働は容易ではなさそうだ。
 有識者調査団は二度の現地調査を踏まえた評価書で「原子炉建屋直下を通るD−1断層などのいずれかが将来活動する可能性がある」と結論付けた。原電は追加データを示して断層の活動性を否定したが、認められなかった。

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