【記事89040】控訴が決まりました!(指定弁護士・被害者参加代理人コメントあり)(福島原発刑事訴訟支援団2019年9月30日) |
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控訴が決まりました!! 緊急署名にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。 本日(9月30日)15時10分に 指定弁護士が控訴の手続きをされたそうです。 ありがとうございました。 私たちの願いが叶いました。 控訴審の支援を頑張りたいと思います。 引き続き、よろしくお願いいたします。 みなさまの署名の思いが届きました。ありがとうございます。 署名を終了させていただきます。 お手元に署名用紙がある方は、支援団へお送りください。 指定弁護士のコメント 本件は原子力発電所という一度事故が起きれば甚大な被害が発生する危険を内包する施設の安全を第一とすべき原子力事業者の最高経営層に属する者の責任を問うものでした。 判決は被告らの注意義務や結果回避義務という重要な論点の判断を回避したばかりか、その予見可能性すら否定しました。 「長期評価」の信頼性、具体性を否定し、しかも「絶対的安全性の確保までを前提としていなかった」などと判断した判決には到底納得できません。 「長期評価」に基づく巨大津波襲来を示す具体的な計算結果や、土木調査グループの担当者の危機意識を全く無視するものです。 判決をこのまま確定させることは、著しく正義に反します。 控訴による被告らの負担を考慮してもなお、上級審で改めて判断を求めるべきとの結論に至り、本日、控訴した次第です。 控訴の発表を受けてのコメント 2019年9月30日 被害者参加代理人 海渡雄一 河合弘之 甫守一樹 大河陽子 私たちはこの判決に控訴していただきたいと強く願ってきました。 本日、指定弁護士の皆さん方が、控訴を決断してくださったことに心から敬意を表します。 判決直後から今日までに、控訴を求める署名が、インターネット上で約1万3400名、紙上で約900名、合計約1万4300名の署名が集まっています。 昨日、郡山の駅前で行なわれた街頭署名時にも、数多くの市民の方が足をとめて署名してくださいました。 この判決に、多くの市民、とりわけ、この事故で被害を受けた地域住民の方々が到底納得していないと思います。 私たち被害者参加代理人としては、この事件における指定弁護士の活動を全力で支えていきたいと思います。 そして、一審で指定弁護士を務めていただいた石田先生ほか4名のチームで控訴審を闘っていただきたいと思っております。 以上 |
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