【記事45050】マグニチュード(防災科学技術研究所2016年7月15日)
 
第1部 地震の基礎知識 1章大きな地震と小さな地震 マグニチュード 表1.3 マグニチュードの解説
参照元
マグニチュード
(前略)
=== 表1.3 マグニチュードの解説 ===

 地震は,その規模の大小によって,表1.3に示すとおり,大地震( M7以上),中地震(M7未満でM 5以上),小地震(M5未満でM 3以上),微小地震(M3未満でM 1以上),極微小地震( M1未満)と分類されています.大地震のうちM8程度以上のものは,とくに巨大地震と呼ばれることがあり,1960年チリ地震や1964年アラスカ地震のように世界最大規模のものはM9クラス(モーメント・マグニチュード)まであります.
 これとは逆に,小さな地震の方はM1,M0,M(-1),M(-2),...と続きます.もともとMは記録された地面の揺れ幅の対数で定義されたことを思い起こせば,これは記録された地動の振幅が10,1,0.1,0.01,...と小さくなっていくことを意味しています.当然,小さな地震になるほど,実際の場面ではその捕捉が困難になります.
(後略)

KEY_WORD:_