[1987_11_03_01]米軍三沢基地 F16の欠陥認める 先月末から飛行制限 市議会特別委 「中止を」の声相次ぐ 「落ちてからでは遅い」 市民に不安と怒り(東奥日報1987年11月3日)
 
重要箇所の抜粋

米軍三沢基地に50機配備されているF16戦闘機C/D型の翼部欠陥問題で、同基地司令官ジョン・G・ローバー大佐は2日、正式に欠陥を認め、既に10月30日ごろから飛行制限していることを明らかにした。同基地報道部によると、欠陥を認めたのは同基地が初めて。F16C/D方はFSX(航空自衛隊次期支援戦闘機)の日米共同開発ベース機になっており、これにも影響がでるとみられる。 F16C/D型の翼部欠陥は製造元の米ゼネラル・ダイナミックス(GD)社が、同社テキサス州のフォートワース事業部でテストを実施、発見された。同機は最大限9G(重力の9倍)の荷重がかかった場合、設計上要求されている150%の耐久力を確保できず、このためGD社は米空、海軍保有の同型について飛行制限するように勧告した。
KEY_WORD:ROK_KIROKU_:F16翼部欠陥問題_:FSX(航空自衛隊次期支援戦闘機)_:鈴木重令三沢市長_:西村秋男市議会議長_:社会党三沢支部長の瀬川武夫市議_:四川目地区の集団移転推進委員長の坂岡定松町内会長_:F16_:墜落落下事故_: