[1995_02_10_01]原子力施設の耐震性ただす 参院建設委で三上議員(東奥日報1995年2月10日)
 
 三上隆雄参院議員(社会党・護憲民主連合)は九日、参院建設委員会で三陸はるか沖地震と阪神大震災をめぐり、政府の対応をただした。
 三上氏は震災をきっかけに原子力施設の安全性に不安が高まっていると指摘。六ヶ所村の核燃施設について「周辺の道路に亀裂が走るなどの被害があった。これで大丈夫と言い切れるのか」と質問。
 広瀬研吉・科技庁核燃料規制課長は「三陸はるか沖地震直後、事業者の原燃が点検した結果、建屋、機器類に異常はなく、むつ小川原港から核燃施設までの専用道も特に異常が認められなかった。施設の立地にあたっては大地震を想定し、それに耐え得るよう万全を期している。さらに万全を求め、原子力安全委員会の検討会が耐震設計指針を再検討している」と答えた。
KEY_WORD:ROK_KIROKU_:ROKKA_:三上隆雄参院議員:SANRIKUHARUKA_:HANSHIN_:広瀬研吉・科技庁核燃料規制課長:原子力安全委員会:耐震設計審査指針: