【記事24550】宮城県沖地震における東海第二発電所の原子炉自動停止について(3月11日16時現在の状況)(日本原子力発電2011年3月11日) |
参照元
平成23年3月11日 日本原子力発電株式会社 発生の状況 ・本日、発生した宮城県沖を震源とした地震により、定格熱出力一定運転中の東海第二発電所(沸騰水型軽水炉:定格電気出力110万キロワット)の原子炉が自動停止しました。 なお、敦賀発電所(1号機:定期検査中、2号機:定格熱出力一定運転中)は異常ありません。 現在の発電所の状況は以下のとおりです。 1.原子炉施設等の状況 ・原子炉は、14時48分、安全に自動停止しました。 ・15時10分に原子炉の未臨界を確認しました。 ・原子炉の自動停止により、タービン発電機も安全に停止しています。 ・通常の給水系が使えない時に炉心を冷却する機器(高圧炉心スプレイ系及び原子炉隔離時冷却系)により原子炉は安全に冷却されています。 2.周辺環境への放射能の影響 ・放射能の漏えい等の発生はありません。 ・モニタリングポストなど、環境放射線モニターの指示の変化はなく、外部への放射能の影響はありません。 ・今後も引き続き監視してまいります。 3.災害の発生の状況 ・火災および人身災害の発生はありません。 4.電源系統 ・現在、常用の外部電源は停止中です。非常用ディーゼル発電機3基全台が運転中で、必要な電源を供給中です。 5.津波による影響 ・現在、津波による影響については調査中です。 ・発電所敷地内の海岸沿からの避難は完了しております。 6.今後の対応 ・地震による原子炉施設への影響について、現在調査を行っております。状況がわかり次第随時お知らせいたします。 以 上 |
KEY_WORD:TOUKAI_GEN2_: |