【記事25761】福島第二原発も一部電源喪失-危なかった原発 「数千人、人海戦術で回避」危機一髪(東京新聞2011年8月11日)
 
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福島第二原発も一部電源喪失-危なかった原発 「数千人、人海戦術で回避」危機一髪

 東日本大震災発生後の津波で、福島第二原発の原子炉を冷やす機能の一部が三日間失われていたことが10日、東京電力が公表した資料などで分かった。核燃料の過熱で原子炉格納容器が損傷する恐れもあり、増田尚宏所長は国の事故調査・検証委員会の調査に「人海戦術でかろうじて対応できた。人手が足りなければ無理だった。危機一髪だった」と説明。福島第二も危機的な状況に陥っていたことが浮かんだ。

 震災直後3日間の原発危機
 国の事故調関係者によると、増田所長はヒアリングで、トラックで運んだ仮設ケーブルが重すぎて降ろせず、新たに重機を手配するなどの混乱があったと説明。少しずれて土曜日や夜中に起きていたら、とても収束できなかった」と話している。(8/11東京新聞より抜粋)

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