【記事57751】福島第一原子力発電所事故以前の津波高さに関する検討経緯−想定津波高さと東電の対応の推移−(日本学術会議 総合工学委員会原子力事故対応分科会 福島第一原発事故調査に関する小委員会2017年8月1日)
 
参照元
福島第一原子力発電所事故以前の津波高さに関する検討経緯−想定津波高さと東電の対応の推移−

(前略)
総合工学委員会原子力事故対応分科会
福島第一原発事故調査に関する小委員会
〇吉田至孝、松岡猛、澤田隆、矢川元基、関村直人
柘植綾夫、成合英樹、白鳥正樹、宮野廣、亀田弘行

検討の動機および進め方

・平成26年に原子力事故対応分科会は事故の教訓を公表。
・しかし、各種事故調報告書や専門家の間で判断が異なる事項があることから、学術的観点から福島第一原子力発電所で発生した事故事象を検討する必要があると判断し、小委員会を設置した。
・小委員会は、主として4事故調査委員会(国会、政府、民間、東電)の報告書を比較するとともに、新たに公表された事実及び関係者からのヒアリング等を通じて、純学術的な立場から福島第一原発事故で起こったと考えられる事柄を明らかにし、今後の安全対策に活かすことを目的として活動している。
・これまでに1,2報を公表してきており、本日の内容は近日発行予定である3報の検討結果の一部である。現在はわが国の原子力規制のあり方について検討を進めている。

(後略)


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