【記事73570】厚真町は「震度7」 今後1週間程度 震度7の地震に注意(NHK2018年9月6日)
 
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厚真町は「震度7」 今後1週間程度 震度7の地震に注意

2018年9月6日 18時00分
 6日未明、北海道胆振地方を震源とするマグニチュード6.7の地震があり、北海道厚真町で震度7の非常に激しい揺れを観測しました。気象庁は揺れの強かった地域では、土砂災害などの危険性が高まっているおそれがあるとして、今後1週間程度は最大震度7程度の地震に十分注意するよう呼びかけています。
 6日午前3時8分ごろ、北海道胆振地方中東部を震源とする地震があり、気象庁がデータを詳しく解析した結果、
▽厚真町で震度7の非常に激しい揺れを観測したほか
▽安平町とむかわ町で震度6強
▽千歳市、日高町、平取町で震度6弱の揺れを観測しました。
 北海道で震度7の揺れが観測されたのは初めてです。

また、
▽震度5強を札幌市北区、苫小牧市、江別市、三笠市、恵庭市、長沼町、新ひだか町、新冠町で観測しました。
この地震による津波はありませんでした。

 気象庁の観測によりますと、震源地は北海道胆振地方中東部、震源の深さは37キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.7と推定されています。
 この地震について、気象庁は「平成30年北海道胆振東部地震」と名付けました。気象庁は大きな被害の災害に名前をつけることがあり、地震災害に名前がつくのは、2年前の「平成28年熊本地震」以来です。
 北海道ではその後も余震と見られる地震が相次いでいます。
 気象庁は「揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっているおそれがあるので、今後の地震活動や雨の状況に十分注意し、やむをえない事情がないかぎり、危険な場所に立ち入らないなど身の安全を図るようこころがけてほしい。今後1週間程度は最大震度7程度の地震に注意し、特に2、3日程度は規模の大きな地震が発生することが多くある」と改めて警戒を呼びかけました。

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