【記事66740】長野県神城断層地震(Wikipedia2018年3月18日)
 
参照元
長野県神城断層地震

長野県神城断層地震(ながのけんかみしろだんそうじしん)[7]とは、2014年(平成26年)11月22日22時8分頃、日本の長野県北部、北安曇郡白馬村を震源として発生したマグニチュード6.7の地震[1]。小谷村、小川村、長野市で最大震度6弱を観測した[6][8]。震源断層は白馬村と小谷村を縦断する神城断層(かみしろだんそう)である[3]。この呼称は長野県が定めたものであり、他には「長野県北部地震」(ながのけんほくぶじしん)の呼称もある[9][10]。
(中略)
地震学的意義

1995年から整備された高感度地震観測網の稼働以降に、活断層と認識されていた断層で発生した初の被害地震である[27]。

地震調査研究推進本部が想定していた地震規模は 活動区間が22kmから55km、規模は M 7.5からM 8.5 程度[28][29]で約千年に一回であったが、実際に2014年に発生した地震は30kmよりも短い区間が活動し、規模も一回り小さい M 6.7 でマグニチュードの過大評価が生じていた[30]。従って、想定しているよりも短い数百年に一回程度の間隔で今回と同規模の被害地震が発生するため、地震の発生確率が上昇する問題を有していると指摘している[30]。
(後略)

KEY_WORD:NAGANOKAMI_: