[2020_10_23_08]被爆二世団体がALPS処理水の放出に抗議【長崎】(テレビ長崎2020年10月23日)
 
参照元
被爆二世団体がALPS処理水の放出に抗議【長崎】

 東京電力福島第一原発で増え続ける汚染水を処理したあとの水について、被爆二世の団体が、22日、菅 総理などに海洋放出をしないよう求める要請書を送りました。
 福島第一原発では、増え続けた汚染水をALPSと呼ばれる除去設備で、ほとんどの放射性物質を取り除いて、処理水をタンクにためています。
 トリチウムだけは除去できないものの、東京電力は、この処理水を500倍に薄め、国の規制基準の40分の1以下にした上で、海に流すことを検討しています。
 これに対し、被爆二世の団体は、22日、菅 総理や関係閣僚らに、汚染水を処理したあとの水を海に放出しないよう求める要請書を送りました。
 被爆二世の団体は23日、記者会見して「処理をした水でも放射線被害のリスクがあり、だれかが被害にあったとしても解明できない。二度と被爆者を生み出さないためにも、自分たちの目の届くところで管理すべき」と訴えました。
テレビ長崎
KEY_WORD:汚染水_:FUKU1_:ALPS_:汚染水タンク_: