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原子力研究開発機構 放射性廃液ガラス固化9年ぶり再開へ

 原子力規制庁は13日の定例会で、日本原子力研究開発機構の東海再処理工場(茨城県東海村)に残っている高レベル放射性廃液について、原子力機構が同工場の施設で今月下旬以降、ガラスで固化する作業を再開することを報告した。同施設でのガラス固化処理は9年ぶりとなる。
 運転を再開するのは、東海再処理工場の「ガラス固化技術開発施設」。1995年に運転を開始したが、2007年に耐震補強工事のため停止。その後、東日本大震災が発生するなどしたため運転を見合わせていた。
 同施設には約400トンの廃液があり、すべて処理するには約20年かかる見通し。東海再処理工場は廃止が決まっているため原子力規制委員会の安全審査を受けていないが、規制委は「廃液のまま保管するより、固化した方がリスクが少ない」として、13年末に運転再開を認めていた。【鳥井真平】

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