[2022_11_16_04]文献調査 次段階に進ませない 11万7000人分余の署名(NHK2022年11月16日)
 
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文献調査 次段階に進ませない 11万7000人分余の署名

 いわゆる「核のごみ」の最終処分地の選定に向けて寿都町と神恵内村で行われている「文献調査」について、市民団体が、調査を次の段階に進めさせないよう鈴木知事に求める11万7000人分の署名を道に提出しました。
 署名を提出したのは、70の市民団体でつくる「泊原発を再稼働させない・核ゴミを持ち込ませない北海道連絡会」です。
 放射能レベルが極めて高い廃棄物、いわゆる「核のごみ」をめぐっては、NUMO=原子力発電環境整備機構が処分地の選定に向けた第1段階の調査を寿都町と神恵内村で行っています。
 連絡会は、17日で「文献調査」をまとめる目安とされる2年になるのにあわせて、鈴木知事に対し、調査を次の段階に進めないよう求めていて、11万7396人分の署名を集めたとしています。
 連絡会の代表を務める市川守弘弁護士は、「4か月でこれだけの署名が集まったのは大きいと考えている。処分場をどうするかは国民全体の議論で進めていくべきもので、一市町村の同意だけで調査が始まってしまう現在の法律を変えられるよう、今後は取り組んでいきたい」と話していました。
KEY_WORD:寿都町_調査応募検討_:TOMARI_:最終処分場_:神恵内村_文献調査_: