[2020_01_07_01]泊村長選挙 新人2人の争いに(NHK_北海道_NEWS_WEB2020年1月7日)
 
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泊村長選挙 新人2人の争いに

 任期満了に伴う後志の泊村の村長選挙が7日告示され、新人2人が立候補して5日間の選挙戦に入りました。
 泊村の村長選挙に立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属の新人で、▽村の元建設水道課長の高橋鉄徳氏(49)と、▽元村議会議員の三浦光博氏(68)の2人です。
 2人は立候補を届け出たあと、さっそく街頭で支持を呼びかけました。
 高橋氏は「地場産業が元気になる村づくりを目指し、とる漁業からつくり育てる漁業をさらに推進させるためいっそうの支援をしていく。村民の意見を聞きながら、よりよい村づくりを実現し、ふるさとに恩返ししたい」と訴えました。
 三浦氏は「泊村は原発の立地で豊かになったが、住民が安心して暮らせる村になっているのか疑問だ。採算を度外視しても住民が望む福祉政策はやらなければならない。村民主役、泊村再生をキーワードにして戦い抜く」と訴えました。
 今回の泊村長選挙は、3期務めた牧野浩臣村長の引退に伴い、12年ぶりに新人どうしの選挙戦になりました。
 立候補した2人とも、現在、運転を停止している泊原子力発電所については、「安全が確保されることを前提に国や北海道電力の判断を見守る」としていて、今回の選挙で再稼働の賛否は争点となっていません。
 選挙戦では、人口減少や高齢化が進む中、▽村の活性化をどう進めるかや、▽基幹産業になっている漁業の振興策などをめぐって論戦が交わされる見通しです。
 泊村長選挙の投票は今月12日に行われ、即日開票されます。
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