[2005_08_17_03]女川原子力発電所の点検状況について(東北電力2005年8月17日) |
参照元
東北電力 プレスリリース 女川原子力発電所(宮城県牡鹿郡女川町および石巻市)は、通常運転中のところ平成17年8月16日に発生した地震の影響により、同日11時46分に1号機、2号機、3号機の原子炉が自動停止しました。これは、地震発生の際の安全確保策として設計どおり停止したものであり、この自動停止による環境への放射能の影響はありません。 地震発生直後から、各設備の巡視点検を行ってきておりますが、これまでのところ、安全上問題となる被害は見つかっておりません。 今後は、保安規定に基づき※1、原子炉格納容器、非常用炉心冷却系統などの健全性を確認した後に運転を再開する予定としております。 なお、今回の地震の揺れは、平成15年5月に発生した三陸南地震(運転中の女川3号機が自動停止)の際に女川原子力発電所で計測された揺れよりも大きかった※2ことから、前回よりも点検範囲を拡大して健全性を確認することとしております※1。また、今回の地震波に基づいて設備の健全性の解析評価を行う予定です。現在、点検工程について検討しており、運転再開の時期は未定となっております。 以上 ※1: 計測された地震の加速度が250galを超えた場合には、保安規定に基づく「女川原子力発電所地震後における保安確認要領書」により、原子炉格納容器、非常用炉心冷却系統などの健全性を確認することを予め定めております。 ※2: 平成15年5月の三陸南地震の際に女川原子力発電所で計測された地震の最大値=225gal 今回、女川原子力発電所で計測された地震の最大値 =251.2gal <参考>女川原子力発電所 1号機:定格電気出力52万4千キロワット 2号機:定格電気出力82万5千キロワット 3号機:定格電気出力82万5千キロワット |
KEY_WORD:SANRIKUMINAMI_:MIYAGI0816_ONAGAWA_:TAKAHAMA_:高浜原発運転差し止め仮処分: |