[2018_05_03_04]遠心機の不適合品 原燃が健全性確認(東奥日報2018年5月3日)
 
 日本原燃が六ヶ所ウラン濃縮工場に導入予定の新型遠心分離機用として保管していた部品の中に、不適切な検査を経て納入さ約た製品が含まれていた問題で、原燃は2日、別の検査機関で調査した結果、いずれも部品の健全性に問題がないことを確認したと発表した。
 この部品は、神戸製鋼所が製造した部品と、三菱マテリアル子会社の立花金属工業(大阪市)が製造したアルミ管。神戸製鋼所は硬度測定装置の更新後、検査データを加算して検査記録を作成した。立花金属は定められた方法で試験せずに日本工業規格(JIS)マークを付けて出荷していた。
 原燃は「部品の健全性が確認されたことにより、遠心機の更新計画に影響はないと考えている」としている。(三好陽介)
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