[2018_01_18_04]再処理工場の点検 屋外は依然進まず 原燃、悪天候で(東奥日報2018年1月18日)
 
 日本原燃は17日、六ヶ所再処理工場にある屋外設備の全数点検作業の進捗が、13日現在で依然2%にとどまっていると発表した。悪天候の影響で点検作業は昨年末から進んでおらず、1月末完了とした計画の実現は厳しい状況となっている。
 原燃によると、安全上重要な施設を含まない部屋・エリアの点検作業の進捗は屋内が約48%(全3千部屋)、屋外は2%(全900エリア)。これまでに確認した設備数は11万5066件。このうち1054件で表面にさび等が確認されたが、安全上重要な設備に影響を及ぼすものは確認されていないという。
 また、ウラン濃縮工場の設備点検の進捗は屋外が28%(全36エリア)、屋内が34%(全143エリア)となっている。(阿部泰起)
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