[2017_11_28_09]排気装置ボルト固定 申請書通り施工せず 原燃ウラン濃縮工場(東奥日報2017年11月28日)
 
 日本原燃の六ヶ所ウラン濃縮工場で、排気装置を床面に固定するボルトの一部が原子力規制委員会に提出した工事申請書通りに施工されていないことが27日、原子力規制庁が公開した面談録で分かった。
 面談録によると、申請書では排気装置の四隅にボルトを打設して固定するはずが、床面にある排水配管にボルトが当たるのを避けるため、四隅のうち1〜2カ所は違う場所に打設していたという。
 固定ボルトの不運切な打設は全15台の排気装置で確認したものの、必要な耐震性は確保しているという。原燃が同工場などで実施している改善活動で発見し、20日に規制庁側に申告した。原燃は12月中旬までに申請書通りの場所にボルトを打設し直す予定。(阿部靖起)
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