[2017_10_28_01]規制委へ報告遅れ 神戸製鋼が謝罪 「ウラン濃縮」用部品で(東奥日報2017年10月28日)
 
 神戸製鋼所の製品データ改ざん問題で、同社は27日、原子力規制委員会に報告の遅れを謝罪した。神戸製鋼は25日、日本原燃に対し、ウラン濃縮工場で使う新型遠心分離機の部品に不正の疑いがあると連絡していたが、規制委には同日「新たな不正は把達していない」と説明していた。
 神戸製鋼は「(原燃との)守秘義務があり、報告できなかった。社内の調整不足だった」と釈明した。
 一方で、原燃も26日まで規制委に報告せず、公表もしなかった。規制委は「問題のある対応だった」として迅速な報告を求め、原燃は「社内の調整に時間がかかった」と陳謝した。
 原燃によると、検査データに不正があった部品は実際には使われておらず、安全に問題はないとしている。
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