[2018_02_22_04]低レベル廃棄物搬入 計画の3割どまり 原燃、本年度(東奥日報2018年2月22日)
 
 日本原燃は21日、原発から出る低レベル放射性廃棄物について天候を考慮し3月の受け入れを2回から1回に減らすと発表した。本年度の受け入れは計3回の3976本(200リットルドラム缶換算)となり、当初計画の3割にとどまる見通し。
 原燃によると、3月に中部電力浜岡原発(静岡県)の廃棄物を2回(計1888本)受け入れる予定だったが、1回(960本)とする。
 本年度は原燃施設の設備故障や、廃棄物搬出元の電力会社に放射能検査装置の不具合が発生した影響などで、原燃の受け入れ回数は大幅に減った。本年度に受け入れられなかった廃棄物は来年度の搬入計画に組み込む予定だという。
     (阿部泰起)
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