[2017_02_24_03]低レベル廃棄物の受け入れ4回延期 原燃・クレーン故障で(東奥日報2017年2月24日)
 
 日本原燃は23日、原発から出る低レベル放射性廃棄物について、3月末までに予定する4回分の受け入れを新年度以降に延期すると発表した。六ケ所村の低レベル放射性廃棄物埋設センターで埋設用クレーンが故障した影響と、荷主である日本原子力発電で廃棄体検査装置に不具合が発生したため。
 原燃によると、延期するのは中部電力・浜岡原発(静岡県)、原電・東海第二原発(茨城県)、同・敦賀原発(福井県)、東京電力・柏崎刈羽原発(新潟県)からの計4128本(200リットルドラム缶換算)。
 延期により、本年度の受け入れは計11回、1万2408本に変更となった。
 埋設用クレーンは不具合があった走行用レールのウレタン緩衝材を交換済み。
     (阿部泰起)
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