[2023_03_31_06]低レベル廃棄物 1.2万本受け入れ 原燃23年度計画(東奥日報2023年3月31日)
 
参照元
低レベル廃棄物 1.2万本受け入れ 原燃23年度計画

 日本原燃は30日、2023年度の輸送計画を発表した。六ヶ所村の埋設センターで最終処分する低レベル放射性廃棄物は、関西電力高浜・大飯・美浜原発など国内9原発から計1万2568本を受け入れる。
 同センターの1号施設では、金属類やプラスチックなどの固体廃棄物を200リットルドラム缶に入れて固めた「充填固化体」を新たに埋設できるようになり、23年度は約6500本の受け入れを予定している。
 海外での再処理に伴って発生し六ヶ所で一時貯蔵するガラス周化体(高レベル放射性廃棄物)と、再処理する使用済み核燃料の受け入れは7年連続のゼロ。ガラス固化体は16年10月を最後に搬入を停止しているが、施設の認可審査などの手続きが終了しておらず、受け入れ再開にはなお一定の時間を要する見通し。
 ウラン濃縮工場から出荷する製品ウランは5年連続でゼロとした。(加藤景子)
KEY_WORD:ROK_LOW_:TAKAHAMA_:OOI_:MIHAMA_:ROK_URAN_: