[2021_06_03_03]県が核燃料税引き上げ方針 県議会で審議へ(FBC福井放送2021年6月3日)
 
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県が核燃料税引き上げ方針 県議会で審議へ

 福井県は核燃料税を引き上げる方針をまとめた。県内7つの原発全てが稼働すれば、税収は年間143億円から154億円に増えることになる。6月県議会で条例案が審議される。(6月3日)
 核燃料税は、原発の立地する自治体が事業者から徴収している。
 県はこのうち、原子炉の出力に応じて課税する出力割を、現在の1000キロワット当たり年間18万3000円から20万4800円に引き上げる。
 また、原発内で5年以上保管している使用済み核燃料にかかる搬出促進割は、現在の1キログラムあたり年間1000円から1500円に引き上げる。茨城県と同様の国内最高水準となる。
 核燃料税は5年に1度見直されていて、6月定例県議会で、条例案が可決されれば、杉本知事が総務大臣と協議し、同意が得られれば、11月10日から施行される。
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