[2024_11_06_01]高浜原発2号機6日から定期検査(NHK2024年11月6日)
 
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高浜原発2号機6日から定期検査

 21:32
 関西電力・高浜原子力発電所2号機は6日から、およそ4か月間にわたる定期検査に入りました。
 この定期検査は13か月に1度行うことが義務づけられているもので、関西電力によりますと、6日午前3時43分から出力を徐々に低下させていき、午後1時54分に原子炉が完全に停止したということです。
 一方、原子炉を停止させる際、核分裂反応を起こす中性子の数を計測する2つの装置のうち、1つで計測した値が表示されないトラブルがあったということです。
 関西電力はもう一方の装置は正常に作動し原子炉が安全に停止したことを確認できるとしていて、定期検査中に原因を調べるということです。
 今回の定期検査はおよそ3000人体制で行われ、▽原子炉にある157体の核燃料のうち53体を取り替えるほか、▽冷却水が流れる配管の厚さの点検や交換などを行う計画です。
 高浜原発2号機は11月14日に運転開始から49年となり、作業が順調に進めば、来年2月上旬に原子炉を起動し、3月上旬に本格運転を再開する予定だということです。
 県内の原発で稼働しているのは、大飯原発3、4号機と高浜原発1、3、4号機のあわせて5基になります。
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