[2025_02_03_03]大飯原発の乾式貯蔵施設設置予定地を調査 原子力規制委員会(NHK2025年2月3日)
 
参照元
大飯原発の乾式貯蔵施設設置予定地を調査 原子力規制委員会

 18:59
 関西電力が県内にあるすべての原子力発電所に使用済み核燃料を一時的に保管する乾式貯蔵施設の設置を計画していることを受けて、原子力規制委員会が3日、大飯原発で建設予定地の現地調査を行いました。
 関西電力は、高浜、美浜、大飯、それぞれの原発の敷地内に、使用済み核燃料を一時保管する乾式貯蔵施設を設置する計画で、規制委員会で審査が続いています。
 3日は規制委員会の山岡耕春委員が大飯原発を訪れ、施設の建設予定地で現地調査を行いました。
 施設は山を切り崩した敷地に建設する計画で、山岡委員は、関西電力の担当者から施設の構造や核燃料の置き方、それに近くの斜面の傾斜などについて説明を受けていました。
 山岡委員は、斜面の土砂が崩れて施設に影響を与えないかどうかを確認したということで、視察の後、「図面と対比しながら実際に現場を見て、調査の目的を達することができた。関西電力には、地質に関する資料を提出するように指摘した」と話していました。
 関西電力は、大飯原発の乾式貯蔵施設の工期について、ことしから5年程度としていますが、施設を設置するためには審査に合格してもあらためて県やおおい町から了解を得る必要があります。
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