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むつ市の中間貯蔵施設 「事業変更許可」の申請を認可
　むつ市に建設中の使用済み核燃料の中間貯蔵施設について原子力規制委員会は、日本海溝で巨大地震が起きた場合の津波の想定なども反映させた「事業変更許可」の申請を８日認可しました。
　むつ市に建設中の中間貯蔵施設は、原子力発電所から出る使用済み核燃料を一時的に保管する施設で、３年前、原子力規制委員会の新しい規制基準の審査に合格したあと、必要な災害対策の工事を進めています。
　この中間貯蔵施設について、事業者の「リサイクル燃料貯蔵」は去年１月、過去の地震のデータをもとにした新たな計算方法で再評価した想定される揺れの強さや日本海溝で巨大地震が起きた場合の津波の想定などを反映させた事業変更の許可を原子力規制委員会に申請し審査が行われていました。
　その結果、原子力規制委員会は、８日この申請を認可しました。
　「リサイクル燃料貯蔵」は新年度の事業開始を見込んでいて、手続きは最終段階に入っています。