[2019_05_16_04]中間貯蔵施設審査 規制庁「終盤段階」 終結へ見通し(東奥日報2019年5月16日)
 
 原子力規制庁は15日、原子力規制委員会の定例会合で、リサイクル燃料貯蔵(RFS)が運営する使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)の安全審査について「論点は絞られているので終盤段階」との見解を示した。
 規制庁によると、審査で残る主な課題は耐津波設計、遮蔽設計など3点。建屋内で使用済み核燃料を保管する金属製容器(キャスク)の安全機能について審議を進めるほか、RFS側からこれまで非公開の場でのみ説明を受けていた重要な事項について、公開の審査会合で改めて説明を求める方針。
 定例会合で規制庁審査チームの担当者は、3点の審議が進めば「だいたい整理がつくのではないか。(審査会合の終結は)それほど遠くない」との見通しを述べた。次回の審査会合は20日に開く予定。
    (佐々木大輔)
KEY_WORD:MUTSU_RECYCLE_: