[2022_04_01_03]米高速炉開発、技術協力に意欲 原子力機構の小口新理事長(共同通信2022年4月1日)
 
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米高速炉開発、技術協力に意欲 原子力機構の小口新理事長

 日本原子力研究開発機構の理事長に就任した、元三菱重工業副社長の小口正範氏(66)が1日、記者会見し、新たな高速炉を開発中の米企業テラパワーとの技術協力について「高速炉は将来性がある。技術的課題もあり、ブレークスルーするために世界の知見を合わせる」と意欲を示した。
 原発の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを再び燃料に使う核燃料サイクルを進める上で、高速炉は「重要な技術だが、順調にはいっていない」と指摘。原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉は「残念だ」とした。
 東京電力福島第1原発については「処理水の問題に、機構の技術を活用していく」と語った。
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