[2019_12_21_01]高速実証炉の開発予算 計画縮小でも前年並み40億円(テレ朝NEWS2019年12月21日)
 
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高速実証炉の開発予算 計画縮小でも前年並み40億円

 日本とフランスが共同開発する高速実証炉の計画が縮小するなか、高速炉の研究開発の来年度予算案は前年並みの40億円が計上されました。
 政府は、原発から出た使用済み核燃料を再び発電に使う「核燃料サイクル」の実現を目指しています。しかし、廃炉になった高速増殖炉「もんじゅ」の後継機として日本とフランスが建設を計画していた高速実証炉「アストリッド」は、フランス側が大幅に縮小する方針を示して建設は見通せない状況です。こうしたなか、来年度予算案では日本とフランスなどで高速炉を開発・研究する費用として、今年度とほぼ同額の40億円が計上されました。梶山経済産業大臣は「技術の研究は常に行っていく」「日本の技術をフランスも必要としている」などと意義を強調しました。

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