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元京大原子炉6人組の一人　小林圭二さん死去80歳
　小林圭二さん80歳（こばやし・けいじ＝元京都大原子炉実験所講師、原子炉物理専攻）27日、膵臓（すいぞう）がんなどのため死去。通夜・葬儀は近親者のみで営む。関西の市民団体が「しのぶ会」の開催を検討している。
　原発の危険性を指摘し続けた京大原子炉実験所（現京大複合原子力科学研究所）の研究者グループ「6人組」の一人。福井県敦賀市の高速増殖原型炉「もんじゅ」（現在は廃炉作業中）の危うさを、海外での調査などを基に運転開始前から訴えた。著書に「高速増殖炉もんじゅ　巨大核技術の夢と現実」など。