[2018_02_12_02]もんじゅ 「燃料搬出法示して」 自治体が国に要望 /福井(毎日新聞2018年2月12日)
 
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もんじゅ 「燃料搬出法示して」 自治体が国に要望 /福井

 文部科学省は、高速増殖原型炉もんじゅ(敦賀市)の廃炉計画を立地自治体に説明する連絡協議会の初会合を同省で開いた。自治体は使用済み核燃料の処理について「早い時期に搬出方法を示してほしい」と要望した。
 国は使用済み核燃料を再処理する方針で2022年度までに搬出先を決める。文科省は自治体の要望を受け、今年12月までに国内外の再処理施設を調査した結果を報告するとした。
 協議会には敦賀市の渕上隆信市長や藤田穣副知事が出席した。渕上市長は冷却材のナトリウム漏えいを検知するシステムが一時停止した1月のトラブルに触れ、日本原子力研究開発機構への指導を徹底するよう求めた。「ヒューマンエラーを起こす体質を改善してもらいたい」と述べた。

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