[2016_05_18_02]5/18四国電力東京支社へ抗議追加質問書 伊方原発を再稼働するな! 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)(たんぽぽ舎メルマガ2016年5月18日) |
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5月18日(水)の伊方を動かすな!第8回四国電力東京支社抗議行動」(主催:再稼働阻止全国ネットワーク)の簡単な報告です。 四国電力東京支社(東京銀行協会ビル18階)を4人で訪問し、次の追加質問書2つを提出しました。 ○伊方原発の「緊急時対策所」はどちらがより安全であるか? 「反原発自治体議員・市民連盟」 ○四国電力本店への質問状―4(原発稼働の問題点と免震棟、 被ばく労働について) 「再稼働阻止全国ネットワーク」(略) 四電本店広報奥田昌三さんからのメール回答を待ちます。 また、ロビーでの立ち話ですが、「中央構造線に火がついたのだから伊方原発の再稼働を延期するように、四電による伊方3号機再稼働の住民説得工作をするな、事故の危険を尋ねられて「天命」と答えた四電社員を糾弾、伊方ゲート前で住民に圧力をかけるな」などを担当に話しました。 「反原発自治体議員・市民連盟」の質問書 四国電力株式会社 社長 佐伯勇人 様 2016年5月18日 反原発自治体議員・市民連盟 共同代表 相沢一正、佐藤英行、福士敬子、武笠紀子 伊方原発の「緊急時対策所」はどちらがより安全であるか? 4月20日提出の、「緊急時対策所について」の再質問について、ご回答をありがとうございました。 九州大地震はまだ収まっていません。一昨日には、関東地方(震源地は茨城県)にも震度5の地震がありました。「東海原発および東海村の原子力施設は異常なし」との報道がありましたが、日本のどこで地震があっても近くに原発があるという異常な状況に今更ながら驚くばかりです。東日本大地震後、日本列島がひずみを起こしていると言われ、各地での大地震が心配です。 そこで、伊方原発の「緊急時対策所」についての再質問です。今回の大地震の震源域と同じ中央構造線上の伊方原発は、南海トラフ地震が来るとの指摘がある危険な場所にあります。大地震によって原子炉及び燃料プールの冷却が停止する緊急事態等に対応する「緊急時対策所」の機能は重要です。 いただいたご回答では「緊急時対策所」は「原子力規制基準によって、耐震構造と決めた」とありましたが、貴社の判断では『緊急時対策所』の機能は「免震構造」ではなくて「耐震構造」の方が優れているとのご判断ですか?それとも「免震構造」の方が優れているが、費用や建設期間の問題で「耐震構造」で間に合うとの判断ですか? 今回の九州大地震では、『前震』という言葉が始めて使われ『本震』が後から来たという想定外の事態でした。その結果、多くの犠牲者が出ました。伊方原発で想定外の事態が起きた場合に、実際の対処を迫られるのは、机上で基準を作った「原子力規制委員会」ではなく、貴社・四国電力です。そして、生命と財産に重大な被害を受けるのは周辺自治体の住民です。当事者の立場からのご判断をいただきたいと思います。 【質問】 貴社は、緊急時対策所の機能をより安全なものに高めるとした時に、「耐震構造」と「免震構造」とを比べてどう判断しますか? |
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