[2021_12_02_03]伊方原発3号機 運転再開へ(NHK2021年12月2日) |
参照元
相次ぐトラブルなどの影響で運転の停止が続いていた愛媛県伊方町にある伊方原子力発電所3号機について四国電力は、2日中に原子炉を起動させます。 運転停止の期間はおよそ1年11か月に及んだことから四国電力は、手順の確認や点検の体制を強化したとしています。 伊方原発3号機はおととし12月、定期検査に入りましたが、その後、原子炉の出力を調整する制御棒を誤って引き抜くなどのトラブルが相次いだほか、緊急時の待機要員が無断で外出する保安規定違反も発覚しました。 一連の問題について四国電力は愛媛県や地元・伊方町に説明を続けた結果、理解を得られたとして、最終的な点検などを行ったうえできょう中に原子炉を起動する予定です。 そして、12月6日に送電を開始して運転を再開し、来月4日には、営業運転を再開する予定です。 通常、原発での定期検査による停止期間は2、3か月程度ですが、今回はおよそ1年11か月と長期間に及んだため、四国電力は設備などに精通した担当者を高松市にある本店から伊方原発に派遣し、手順の確認や点検の体制を強化したとしています。 |
KEY_WORD:IKATA_: |