[2022_07_26_01]処理水海洋放出 技術検討会も「安全」(福島)(福島放送2022年7月26日)
 
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処理水海洋放出 技術検討会も「安全」(福島)

 東京電力が示した福島第一原発の処理水の海洋放出計画について、県と原発立地4町からなる検討会が、安全は確保されるという報告書をまとめました。県と大熊町・双葉町が事前了解の判断をします。福島第一原発の敷地内にたまり続けている処理水について政府は、薄めて海に流す方針を示しています。このため東京電力は、2021年12月に、処理水を薄めて沖合約1キロから海に流す計画を原子力規制委員会に提出し、規制委員会は7月22日に、この計画について安全上の問題はないと結論付けました。
 この計画については、県と原発立地4町からなる原発安全確保技術検討会も安全性を独自に確認していましたが、26日「周辺地域の安全は確保されると考える」とする報告書をまとめました。そのうえで処理水の処分は長期間に及ぶことから、東京電力に対し、放射性物質の管理や情報発信など、8つの要望を盛り込みました。県と大熊町、双葉町は、この報告書などを基に、それぞれが計画を事前了解するか判断し、東京電力に示すことになります。
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