| [2026_01_19_02]柏崎刈羽原発 制御棒引き抜きでの警報トラブルは、建設当初からの設定ミスが原因 再稼働の方針は変わらず(東京新聞2026年1月19日) |
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20:44 東京電力柏崎刈羽原発6号機(新潟県)で制御棒の引き抜き試験中に警報が正常に作動しなかったトラブルを受け、東京電力は19日、予定していた20日の再稼働を延期すると発表した。再発防止の確認のために1、2日かかるとした上で、新しい再稼働日は今後、明らかにするとした。福島第1原発事故を起こした東京電力による再稼働を不安視する声は根強いが、再稼働方針は変わらない。 ◆調査で205本中88本に設定の誤りを発見 制御棒は原子炉内に順次挿入することで核分裂反応を抑え、停止させる役割で、東京電力によると6号機には205本ある。中心の1本を除き、2本ずつペアになっており、本来は原子炉に全ての制御棒を挿入している状態で1本を引き抜いた後、さらにペア以外の制御棒を引き抜こうとすると警報が鳴る。 だが、17日の試験では1本を引き抜き、ペアではない1本を引き抜こうとしたところ、警報が作動しなかった。 原因は設定ミスで、正しいペアの制御棒に加えて別の制御棒もペアになっていた。調査したところ今回の1本を含め、205本中88本に設定の誤りが見つかった。設定ミスは6号機の運転開始の1996年から続いていたという。 ◆「不具合があれば一つ一つ解決していきたい」 今後、全ての制御棒について実際に動かして同様のトラブルがないか1〜2日かけて点検し、原子力規制委員会に説明する。 6号機を巡っては、昨年6月に制御棒の引き抜きに使う電動装置の一部が動かない不具合が見つかり、8月にも制御棒の引き抜きができないトラブルが発生している。 東京電力の担当者は昨年の事案について「電気系や機械系の要因。今回は制御系の話なので関連性はない」と説明。「2人以上で作業するため警報は二重の防止策で、直接的に重大なトラブルにつながるものではない。やるべき検査をやって不具合があれば一つ一つ解決していきたい」と話した。(浜崎陽介) |
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