[2019_09_20_09]“再稼働”審査は終盤…女川原発2号機 補正書を提出〈宮城〉(仙台放送2019年9月20日)
 
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“再稼働”審査は終盤…女川原発2号機 補正書を提出〈宮城〉

 東北電力は女川原子力発電所2号機の再稼働に向けた新規制基準の審査について、地震や津波への対策などを手直しした補正書を9月19日、原子力規制委員会に提出しました。

東北電力 小保内秋芳 原子力部部長
「本日9月19日にこれまでの審査内容を反映した原子炉設置変更許可申請の補正書を原子力規制委員会に提出しました」

 東北電力は、2013年12月に、女川原発2号機に関する新規制基準の審査を申請し、これまで170回を超える会合を重ねてきました。
 東北電力は、8月30日の審査会合をもって、指摘された問題点に全て回答したとして、これまでの内容を反映した申請の補正書を提出したということです。
 補正書では、耐震設計で目安とする地震の揺れの想定を2種類から7種類に増やし、交流電源が喪失した場合でも直流電源で原子炉圧力容器に水を注入するポンプの整備などが追加されました。
 公開での審査会合は近く終わる見通しで、今後、原子力規制委員会は、補正書の内容を精査し、新たな指導事項がない場合、事実上の合格となる審査書案が作成されます。
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