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玄海2号機　廃炉、35年間で　20年度着工、54年度まで　九州電力が計画
　九州電力は3日、2月に廃炉を決めた玄海原発2号機（佐賀県玄海町）の廃炉計画を原子力規制委員会に提出し、認可申請した。2020年度に着工し、54年度までの35年間で終了する見通し。
　同じ敷地にあり現在廃炉作業中の玄海1号機についても、作業終了を当初の43年度から54年度に遅らせる計画変更を同委に認可申請した。2号機の解体を並行して行うため解体した部品の保管場所の確保が難しくなるのが主な要因。1、2号機とも同じ工程を同時に進める方が効率的なため、2号機の作業が追い付くまで1号機の作業を一時休止することも影響する。【高橋慶浩】