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玄海原発 県が特重施設の建設計画を了解【佐賀県】
　佐賀県は九州電力から出されていた玄海原発3、4号機の特定重大事故等対処施設、いわゆる特重施設の建設計画について9日了解すると回答しました。
　テロなどに対応するため設置が義務付けられている特重施設について九州電力は、建設へ向けて玄海町と佐賀県に事前了解を求めていて、玄海町は先月、同意していました。
9日県は県庁を訪れた九電の幹部に計画に了解する旨を伝え、九電は今後、原子力規制委員会の認可を経て着工することなります。
　玄海原発は3号機が2022年8月に、4号機が9月に設置期限を迎え、原子力規制委は設置期限に間に合わない場合は運転停止を命じる方針です。