[2019_07_02_02]上関原発・埋め立て免許 中国電に補足説明求める(TYSテレビ山口2019年7月2日)
 
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上関原発・埋め立て免許 中国電に補足説明求める

 山口県上関町に建設が計画されている上関原発について中国電力が県に申請している海の埋め立て免許の延長で県は中国電力に文書で補足説明を求めました。上関原発の建設計画では建設に必要な海の埋め立て免許の期限が今月6日に迫っていて、中国電力は先月、免許の延長を県に申請しました。2023年1月6日まで、3年6か月の延長を求めています。上関原発建設計画に伴う海の埋め立ては、2008年10月に県が許可しましたが福島第一原発の事故により工事は中断されたままです。このときは、中国電力の免許の延長申請に対して県は、7回にわたって補足説明を求めました。2016年8月、県は「原発本体の着工時期の見通しがつくまで埋め立て工事をしない」ことを求めるとともに今月6日までの免許の延長を許可し、その後も工事が進まないまま再び期限を迎えます。県港湾課によりますと、延長申請を受けた県は、先月27日、中国電力に補足説明を求める文書を郵送しました。中身については明らかにしていません。村岡知事は、延長申請について標準的な処理期間の今月11日を目安に判断したいとしていましたが、補足説明の回答期限は今月18日とされています。県港湾課は、回答を見て、許可の要件を満たしているかどうか判断したいとしています。

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