【記事42080】断層、カルデラ内に延伸 地震調査委 火山活動も注視(東奥日報2016年4月18日)
 

※以下は上記本文中から重要と思われるヶ所を抜粋し、テキスト化したものである

 政府の地震調査委員会は17日の臨時会で、熊本県で16日未明に起きたマグニチュード(M)7.3の地震は「主に布田川断層帯の布田川区間の活動による」との評価をまとめた。この区間の東側は従来知られていたより数キロ長く、阿蘇山のカルデラの中まで延びていたとみられることも新たに分かった。調査委は火山活動への影響評価はしていないが、終了後に記者会見した委員長の平田直東京大教授は「マグマだまりの近くにまで断層があると、断層運動によって刺激され火山活動が活発になり得る。監視活動を強化してほしい」と注視を呼び掛けた。(後略)

KEY_WORD:SENDAI_:KUMAMOTO_:政府の地震調査委員会:布田川(ふたがわ)断層帯:平田直東京大教授:別府ー万年山断層帯:中央構造線断層帯:国土地理院:九州大の清水洋教授(固体地球物理学):日奈久断層帯: