新潟焼山
 
新潟焼山全景 北側から 2003年9月29日 気象庁撮影

 
[ 概要 ]
 
※以下は気象庁からの引用です。
 新潟焼山火山は新潟県西部に位置し、標高2000m 前後の山地を基盤とする比高約400mのドーム状の小型成層火山である。新第三紀層(標高約2000m)を基盤とする安山岩・デイサイトの火山で山頂部は溶岩ドーム、北方に溶岩流・火砕流が流下している。山体の形成は新しく、1773年の噴火でも火砕流を発生。その後の噴火は水蒸気爆発と推定される。泥流を生じやすい。山頂部には噴気孔がある。

 
[ リンク集 ]
 
当火山から160km圏内の原発 [ 柏崎刈羽原発 ]
当火山から160km圏内の原発 [ 志賀原発 ]
Wikipedia(新潟焼山)
新潟焼山 - 気象庁
日本活火山総覧(第4版)Web掲載版 新潟焼山 (PDF) - 気象庁
日本の火山 新潟焼山 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
国土地理院地図 新潟焼山

 
[ 概要2 ]
 
・以下は「日本の火山噴火」(※)からの引用です。
 
 新潟焼山は新潟県西部の頸城山塊にある活火山である。火山活動は活発で、噴火では飛びだした噴石による死者がでている。噴火はもちろん、泥流がでやすい火山なので、観光客や登山者は十分な注意が必要だ。
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 新潟焼山は、新潟県西部の頚城山塊にある標高2400mの活火山である。山頂からは日本海や白馬岳などの北アルプスの山並みを望むことができる。山頂部は森林限界の高山帯になっていて、ライチョウの分布北限でもある。
 実はこの山の大部分は火山体ではない。ここを通っている糸魚川静岡構造線の活断層群が作った山の上に、比高約400mの小型の成層火山が載っている形になっている。
 火山活動は活発で、現在でも2つの噴気口からガスを吹きだしている。常時観測火山の1つで、2011年に噴火警戒レベルが導入され、噴火警戒レベル1とした。以後、現在まで変わっていない。(後略)
 
※「日本の火山噴火」(島村英紀著:秀和システム:2017年4月1日)

 
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