八甲田山
 
八甲田山全景 南側上空から 2002年12月3日 気象庁撮影

 
[ 概要 ]
 
※以下は気象庁からの引用です。
 少なくとも17以上の成層火山や溶岩ドームからなり、南北2群に区分される。北群は北八甲田火山群、南群は南八甲田火山群と呼ばれる。それぞれの活動時期は、前者が約40万年前〜現在、後者が約110〜30万年前である。南群・北群の諸火山は主に玄武岩〜安山岩、一部がデイサイトで構成され、全岩SiO2量は49.4〜63.2 wt.% である。北八甲田火山群の最高峰である大岳南西山麓の酸ヶ湯〜地獄沼付近には噴気孔が点在する。北八甲田火山群の直下〜北東には、約100〜40万年前に発生した複数回の大規模火砕流噴火(デイサイト〜流紋岩質)によって形成された直径約9 kmの八甲田カルデラが存在する。

 
[ リンク集 ]
 
当火山から160km圏内の原発 [ 大間原発 ]
当火山から160km圏内の原発 [ 東通原発 ]
当火山から160km圏内の原発 [ 六ヶ所再処理工場 ]
Wikipedia(八甲田山)
八甲田山 - 気象庁
日本活火山総覧(第4版)Web掲載版 八甲田山 (PDF) - 気象庁
日本の火山 北八甲田火山群 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
日本の火山 南八甲田火山群 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
国土地理院地図 八甲田山

 
[ 概要2 ]
 
・以下は「日本の火山噴火」(※)からの引用です。
 
 八甲田山は青森市の南側にある複数火山の総称である。有史以降の噴火の記録はないが、火山性地震はよく起こる。また八甲田山は火山ガスの影響が大きい特異な火山であり、死亡事故がたびたび起こっている点も要注意だ。
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 八甲田山は青森市の南側にある複数火山の総称であり、「八甲田山」と名がついた単独峰はない。少なくとも17以上の成層火山や溶岩ドームがこの火山群を作っている。八甲田山は日本百名山の1つにも選ばれている。
 噴火警戒レベルは設定されていないが「活火山であることに留意」とされて、噴火警戒レベル1なみの警戒が行われている。(後略)
 
※「日本の火山噴火」(島村英紀著:秀和システム:2017年4月1日)

 
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記事終了