岩木山
 
岩木山全景 鰺ヶ沢町から 2009年11月30日 気象庁撮影

 
[ 概要 ]
 
※以下は気象庁からの引用です。
 安山岩の成層火山。 主成層火山は緩傾斜の裾野と急峻な山体上部とからなる。 頂上部に直径800mの破壊された火口があり、それを埋めて現在の岩木山山頂など2個の溶岩ドームを生じた。 西・南麓に3個の側火山があり、山頂部や山腹斜面に多数の爆裂火口がある。 山頂北東側の赤倉沢の馬蹄形火口は大規模な山体崩壊の跡で、北東山麓の岩屑なだれ堆積物には多数の流れ山地形がある。 有史以降の噴火は水蒸気噴火。 泥流を生じやすい。 北東約10qの一帯でしばしば地震群発。 構成岩石のSiO2 量は54.9〜 63.7 wt.%である。

 
[ リンク集 ]
 
当火山から160km圏内の原発 [ 大間原発 ]
当火山から160km圏内の原発 [ 東通原発 ]
当火山から160km圏内の原発 [ 六ヶ所再処理工場 ]
Wikipedia(岩木山)
岩木山 - 気象庁
日本活火山総覧(第4版)Web掲載版 岩木山 (PDF) - 気象庁
日本の火山 岩木山 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
国土地理院地図 岩木山

 
[ 概要2 ]
 
・以下は「日本の火山噴火」(※)からの引用です。
 
 弘前市と西津軽郡鯵ヶ沢町にまたがっている岩木山は、比較的新しい火山である。1年中、観光地としてにぎわっている火山ではあるが、活火山に近づいていることを忘れてはいけない。
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 岩木山は青森県の最高峰であり、弘前市と西津軽郡鯵ヶ沢町にまたがっている。標高は1625mで、日本百名山に選ばれている。その山の形から津軽富士とも呼ばれており、太宰治は岩木山を「十二単を広げたようで、透き通るくらいに嬋娟たる美女」と喩えている。1975年に、津軽国定公園に指定された。
 古くから山岳信仰の対象だった山であり、1年中、観光地としてにぎわっている。8合目の終点から9合日までリフトが運行されている津軽岩木スカイラインがあり、スキー場も複数ある。孤立峰で展望がいいために登山者も多い。
 2016年から噴火警戒レベルが設定され、現在1である。(後略)
 
※「日本の火山噴火」(島村英紀著:秀和システム:2017年4月1日)

 
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