福江火山群
 
鬼岳遠景 2004年9月17日気象庁撮影

 
[ 概要 ]
 
※以下は気象庁からの引用です。
 福江島は長崎県五島列島にあり、北西部の岐宿(きしく)火山、三井楽(みいらく)火山、南東部の福江火山、富江火山から構成される。 福江島では、まず岐宿火山で94〜68万年前にアルカリ玄武岩の活動が始まり、その後、約30万年前に三井楽火山、福江火山群でもアルカリ玄武岩が活動した。 最も新しい噴火は、火の岳溶岩の流出である。なお、福江火山群の新期の活動は約9万年前から始まった(永尾・他, 2002)。新期活動は以下のステージに区分されている。 T)流動性の高いパホイホイ溶岩を噴出した、U)溶岩を大規模に流出し、比高30mの溶岩台地を形成した、V)小規模な溶岩流を多数噴出した、 W)噴石丘の形成とともに溶岩湖ができた、X)火口壁を越えて小規模な溶岩流が溢出した。 なお、富江火山も新期の福江火山群と同時期に活動した可能性がある。 玄武岩のSiO2量は47.2〜52.0 wt.% である。

 
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