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地震がよくわかる会とは

 原発のない社会をめざすたんぽぽ舎(http://www.tanpoposya.com/)内の研究会です。新聞切抜等の資料をもちより、地震と原発の問題を中心とした学習会を、ほぼ2カ月に1度のペースで行っています。学習会で使用した資料は随時当ホームページ(HP)にアップしています。2016年3月現在、当HPにアップした地震と原発関連の記事の総件数は約1500件ほどです。一覧表、サイト内検索機能、特集記事等、用意してありますので、地震と原発関連のライブラリーとして自由に活用してください。

 以下に数年前に作成した当会のリーフレットの概略を掲載します。

地震がよくわかる会のご紹介

 1995年阪神・淡路大震災を契機に、生越純さん他を中心に、地震・環境・原発研究会が結成されました。100回余回の研究会と地震と原発をテーマに3回の全国集会を開催しました。同時にツアーも行いました。阪神・淡路大震災の惨状に絶句し、1891年濃尾地震の8メートルもの根尾谷(ねおだに)断層の巨大さに唖然とし、1930年北伊豆地震の活断層の跡を見学、その当時の歴史を風化させまいとする地元民の熱意を感じました。現地を踏むことにより、原発と地震の問題を机上だけではなく、フィールドも重視して行われました。その会の後進として、2002年より、地震がよくわかる会という名称になり、現在に至ります。

 地震は地球の地殻変動の証(あかし)であり、地球がまだ熱をもつ生きた惑星の証でもある。その地殻変動により、山や谷のデコボコが出来る。特に日本のように陸と海のプレートが複雑にせめぎあっている場所では、多種、多様な自然環境を、日本列島に恵みとしてもたらしている。日本で、自然という概念に無条件の肯定があるように感じるというのは、この辺から発生しているのかも、自然と対極の不自然なシステムの例が原発ではないだろうかと私は考えます。

 2000年以降、地震と原発に関して、様々な出来事がめまぐるしく展開しました。2000年に起き、原発の耐震審査の見直しに着手させた鳥取県西部地震、2004年には柏崎原発の真近で起きた新潟中越地震。2005年には、技術的根拠の不明な浜岡原発1000ガル対応の問題が発生、8月にはついに耐震指針の限界地震を部分的に超えてしまった仙台沖地震がおきました。2005年、耐震偽装の問題が発覚。2006年には耐震の問題で金沢地裁で歴史的勝訴がありました。4月には新耐震審査指針にからみ、中立であるはずの分科会のメンバーの多くが、業界団体である日本電気協会のメンバーも兼ねていたということが毎日新聞で発表されました。列挙するだけでも、個人の能力だけではカバーしきれない部分があります。(以下略)

以上です

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